インプラント 川崎 志田歯科医院

1.歯周病指導医によるインプラント治療

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日本の歯科医師の学会は、大小合わせ50以上は存在しています。
歯周病の学会には、代表的な学会として日本歯周病学会と日本臨床歯周病学会の2つがあります。

どちらにも所属していますが、私は日本歯周病学会の指導医です。日本歯周病学会では、学会に所属して、5年以上経過すると専門医の受験資格が得られます。

この試験は、症例検討を指導医の先生約5人の前で15分程度の持ち時間で行います。また、筆記試験等もあり、これらに合格して専門医になることができます。

専門医になってからさらに7年経過すると指導医の受験資格が得られます。
平成20年5月31日現在、日本歯周病学会に所属している歯科医師数は7249人そのうち専門医は825人、さらに指導医は179人で、指導医は会員全体の約2.5%にとどまっています。


この指導医は、歯周病の研究・治療に長く携わっているだけではなく、より専門的な知識・技術を備え持っているといっても過言ではないでしょう。

平成21年5月16日の歯周病学会にて、指導医として最優秀ポスター賞を受賞しました。このことは、日本歯周病学会のホームページにて確認されてください。

歯周炎に対しての知識・診療を進める専門医/指導医は、歯周炎のスペシャリストといっていいと思っています。 インプラント治療をするにあたって歯周組織の状態を無視してはインプラント治療の成功率は、決して高くはならないと思っています。

残存している歯牙が健康に近い状態でインプラント治療を行うことが、そのインプラントの成功率を上げるのは間違いないのです。 そのような点でも、歯周病専門医/指導医によるインプラント治療を患者さんの皆様へご安心してお受けになっていただける環境を整えお迎えしております。

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2.CT(Computed topography=断層写真)撮影

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志田歯科医院では、インプラント治療にあたり十分な診査・診断を行って、より安全にかつ患者様により安心してインプラント治療を受けていただけるよう努力しております。

それは、レントゲン撮影のみではなくCT(Computed topography=断層写真)を用いて診査をすることで実現できます。レントゲンだけですと2次元的にしか骨量を調べることができません。したがって、骨の高さは知れても幅を知ることができない欠点があるのです。

これにより、どの幅のインプラントを選択してよいのかわからず、術中の迷いや予想外のことに対して術中に対応するのがなかなか困難になり、失敗のリスクを高めてしまいがちです。

その点、CTは3次元的に骨量を計測でき、高さのみならず骨の幅・インプラント埋入の方向・インプラントの埋入の深さまで予想することが可能になって、レントゲン撮影単独より圧倒的に安全な治療を進めることが可能になるのです。

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3.アストラテックインプラント使用

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志田歯科医院で使用しているインプラントは、アストラテックインプラントです。現在、日本で販売されているインプラントは約50種類程度あります。このほとんどのインプラントが、かぶせ物を入れてつまりインプラント部で咬めるようになってから1年でインプラント部の周りの骨が、わずかに(1mm前後)無くなってしまいます。はっきりした原因は、いまだ解明されていません。


しかし、アストラテックインプラントについては2年間で、どのインプラントよりもインプラントの周りの骨吸収量(0.02mm)が起こらないことが報告されている、優れたインプラントなのです。

歯をかぶせて咬めるようになってから1年でインプラント周囲に骨吸収が見られること自体は、失敗ではないのですが少しでも骨があったほうが、長くインプラントで快適な生活を送っていただけることは確かでしょう。

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4.綿密な治療計画

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CT撮影とレントゲン撮影の両方を行い、インプラント治療だけではなくお口の中全部の治療計画を立て、インプラント治療をより長期に導けるように対応しております。

歯が残っている状態でインプラント治療を行う場合には、残っている歯が虫歯や歯周炎になって歯を失ったとすると、埋入したインプラントに負担がかかり、長期的に維持できなくなる可能性があるのです。


そこでまずは、虫歯治療・歯周炎の治療・咬合関係治療の計画を立て、治療を行います。そして、残っている歯が長期間保存できる状態になってから、インプラント治療に移る計画を立てていきます。

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5.保   証

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インプラント治療を行い、咬めるようになってから、
・3ヶ月おきのメインテナンス(定期検診)に来ない場合
・不慮の食事中硬い物を食べインプラントが壊れてしまった場合
・急な全身疾患でインプラントにダメージがおよんでしまった場合
などを除き、保証期間を設けています。

5年間は100%当医院でインプラント治療をもう一度無料で行います。5~7年は、折半になります。


もう一度治療を行う場合ですが、骨がない場合は骨を造る治療を合わせて行う必要性も出てきます。ただ単にインプラント治療を行うより費用がかかってしまうのですがこの費用も患者様に負担のかからないようにさせていただきます。

ただし、骨を作るような治療でもインプラント治療が難しい場合は、インプラント治療以外の治療を併用する場合もあります。この時も、5年以内なら無料で対応していきます。

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