インプラント 川崎 志田歯科医院

インプラント治療とは?

インプラント治療の特徴

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 歯を失った場合の回復方法は、
① 歯を削って入れるブリッジ
② 取り外し方法の入れ歯
③ 自分の歯を移動する歯牙移植
④ 単独で入れるインプラント
があります。

ブリッジは、固定式ながら両側に歯が必要などの条件があるほか、なんといっても健全な歯を削らなくてはならないという欠点があります。入れ歯は、歯にバネをかけたり歯茎をはさむ部分(床)があるなど大変違和感・異物感が出てしまう方法です。

また、歯牙移植は移植する歯・移植される部分に大きな制限が出てしまい、さらに成功率が低いという点であまり実用的ではないかと思われます。

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 インプラントは、この3つの方法における欠点を克服したものです。
すなわち、歯を削らなくてよく・バネをかけなくてよく・成功率も高い方法です。

その点で現在、歯科医療において歯がなくなった場合、インプラントが第一選択として使われるようになってきました。

 さらに、近年のインプラントは、組織再生療法の著しい進歩により、これまでは難しいといわれてきた骨の少ない部分や前歯にも応用され、その適用範囲は格段に広がっております。咬む機能を取り戻すだけでなく、審美的(見た目)にも充分に満足のいく治療が可能となってきています。


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インプラント治療の流れ

診査・診断(CT撮影)

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 まずは、歯を失ってしまった時期・理由など口腔内を調べていきます。それに続き全身疾患・遺伝的要素等をお伺いし、お口の問題点についてよくお聞きします。

その後デジタルレントゲン・CT(Computer tomography=断層写真)などを使って十分な診査・診断をしていきます。

インプラント手術

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診査・診断後、CT・レントゲンにて現状を詳しく説明し、治療方針についてご同意が得られれば、手術日を決定しインプラントを埋入いたします。

型取り

インプラント埋入後、上顎では、5~6ヶ月、下顎では、2~3ヶ月後にインプラントの歯の部分の歯型を取り歯の製作をしてご使用いただくようになります。

インプラント歯牙作製(被せ物の部分の作製)

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メインテナンス

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インプラントのメインテナンスとして3~4ヶ月ごとにクリーニングとチェックをされることをお奨めいたします。


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インプラントの審美性

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 インプラントが始まった当初、インプラントの生存率の向上が問われて研究されていました。その生存率は、近年目覚しく向上してまいりました。

 そして現在は、生存率の向上に加え審美的向上がなされてきています。すなわち、インプラントを入れたあとに骨や歯肉がどのように変化するのかが、わかってきたのです。

多くの研究が行われ、より良いデータの入手が可能となり、どの大きさのインプラント使うのかどの位置に埋めるのか・いつ埋めるのかなどが明らかとなってきました。

また、かぶせる冠の材質も向上し、オールセラミックなど大変に自然観の高い冠を使うことが可能になったことも挙げられます。

 その結果、インプラント治療をしても、ご自分の歯とほとんど見分けがつかないくらいに治療することが可能になってきています。したがって、奥歯のみならず前歯でもインプラントを使用し審美的要求を満たすようになってきています。

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インプラントの安全性

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インプラントは骨の中にいれるため、どうしても外科的な処置が1度は必要となります。どのような外科的処置もリスクがまったく伴わないものはないように、インプラントにも偶発症がおこる可能性はあります。

しかし、現在のインプラント治療、特に志田歯科医院では、CT(Computer tomography=断層写真)をはじめとした治療コンピューターソフトなど、いろいろな診断器具が術前診査に使用しております。この点で治療中の偶発症の起きる可能性は非常に低いと考えております。

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インプラントの耐久性について

① フィクスチャーの素材は、チタンでできています。このチタンの表面は、酸化チタンであるため表面が大きく変化することはありません

② インプラントの被せ物の部分は、セラミックもしくは金合金でつくられます。セラミックはあまり強い咬みあわせの力のかかるところでは、かけてしまうこともあります

③ アバットメント(連結装置)はネジで結合するため、その部分が折れてしまうことや緩んでくることがありますが、交換や閉めなおしにより、対応は十分可能です。

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インプラントがどのくらい長持ちするかについては、96~97%のインプラントが長期経過しても大丈夫であったという報告があります。さらに、志田歯科医院で使用しているインプラントはイエテボリ大学(スウェーデン)のリンデ教授らの研究グループから、5年間でほとんど変化がないという報告も出ておりますます。興味のもてる治療分野といえるでしょう。


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インプラントと保険診療

現在の日本の健康保険制度では、インプラント治療を保険で受けることは、残念ながらできません。自由診療すなわち自費治療になります。保険治療が、悪いというわけではありません。ご満足のいく治療を求めるならば、自由診療(インプラント治療)を選択せざるえない場合が多いのは事実です。

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