インプラント 川崎 志田歯科医院

インプラントの失敗例

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インプラントに何か問題が起こる場合は、術後1年以内におこることが多いといわれています。骨が硬い為に火傷により為ゆるむものや感染の為に腫れるものがあります。

1年以降では、インプラントのまわりの炎症(インプラント周囲炎)や咬み合せの力のかかりすぎによるものでインプラントをうしなうことがあります。


ただし、現代の歯科医療技術の進歩により不幸にも失敗したところも骨の再生をしたうえで、再度インプラントをいれることができるようになりました。したがって、志田歯科医院では、下記に示すような対策により失敗の危険性を可能な限り低くするよう心がけております。

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インプラントのリスク危険性

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 おもにあげられるインプラントの偶発症は、異なっており、下顎のインプラントの偶発症として、下歯槽神経の損傷による下口唇の麻痺が起きる可能性、上顎のインプラントの偶発症として、上顎洞(上顎の空洞)にインプラントを迷入してしまったり、術後炎症がおきてしまうことが挙げられます。

 したがって、志田歯科医院では、術前診査としてCT撮影コンピューターソフト使用した診断をおこない、偶発症がおきる可能性を限りなく皆無にして対応しております。

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インプラントの生存率

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 通常、上顎と下顎の骨の形状が異なる為生存率は異なりますが、統計顎的には下顎で95%上顎も80~90%の成存率の報告があります。長期的なもの(5年以上)と短期的なものを合わせてのデータになりますが、志田歯科医院のインプラントの成存率は、現在まで総数338本(119人)で100%と高い生存率を誇っております。

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インプラントの留意点

・インプラント治療後、歯間乳頭部への食品圧入
・埋入部位による舌と頬の違和感
・一時的に舌や頬を咬んでしまう

といったことがあります。しかし、その違和感、誤咬等は一定の期間を経て、すこしずつ以前のように戻るため問題はないと思われます。

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インプラントができないケース

① 骨の極端に少ない場合

解剖学的に神経までと骨との距離があまりにも近い合は、かなり多くの骨を作らなければならず、インプラント治療をできない場合もあります。しかし、現在歯科技術の進歩は著しいものがあり、以前は難しいと考えられた部分もインプラントが可能になってきております。

② 全身に問題がある場合

重度の糖尿病の方はできない場合が多いです。糖尿病の方でもコントロールされていて、軽度の方は可能です。
・ワーファリンなどの抗凝固剤を服用されている場合はできない場合があります。しかし、御使用を事前に中断していただき進める場合もあります。
・骨粗しょう症であってもインプラントは可能ですが、服用中の薬によってはできない場合があります。特に、ビスフォスネート系薬剤投与暦のある患者さんはインプラントに限らず抜歯などの外科的治療も回避しなくてはならない場合もあります。
・若年齢(18歳以下)は、成長過程途中のため回避しています。

*尚、高血圧の薬を服用されている方も血圧が安定していれば可能です。

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