インプラントの長さの差と表面性状
インプラントが長ければ長いほど、その昔は生存率が
高まるのではないかという時代がありました。
15mm・17mm・19mmなどの長い、インプラントを使用していたのです。
現在は11mm中心に、9mm・11mm・13mmの長さのインプランとでも
生存率に差は無いというデータが出ています。
それは、1つの理由にインプラントの表面の性質(表面性状)が
変わったという考えも有ります。
簡単に言うと、インプラントの表面がつるつる(=機械研磨=Machine surface)でした。
しかし現時は、多くのインプラントの表面性状は
でこぼこやざらざら(=塑造表面=Rough surface)にして、
インプラントと接触面積を多く取れるようにしています。
このRough surfaceのインプラントを用いてインプラントの長さの違いにより、
生存率に差は有るのかを調べた研究があります。
2009年ギリシャのKaroussis先生たちのグループは、JPより、
以下のことを報告しています。
10mm以下のインプラントも11mm以上のインプラントも
生存率に大きな差は無いとデータを調べています。
これにより骨のないところに短いインプラント治療の対応が、
より効果的になる可能性が高まったのです。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也
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