ヘリコバスター・ピロリ菌とブラッシング
ヘリコバスター・ピロリ菌は、
1990年初頭より胃がんのRisk factorに挙げられ始めています。
1991年JGHよりDixon先生達は、
ヘリコバスター・ピロリ菌が胃がんのRisk factorに挙げられ報告しています。
このヘリコバスター・ピロリ菌とブラッシングの関係を調べた先生方がいます。
2009年JPよりChun-Ling Jia先生たちは、
長期に渡りブラッシングをしていると胃粘膜に付着するヘリコバスター・ピロリ菌の量が、
ブラッシングが不良なグループに比べ少ないことを報告しています。
これによると、清掃していないグループは清掃しているグループより、
ヘリコバスター・ピロリ菌が4倍も存在するという結果を示したのです。
口腔内の清掃が、胃粘膜細菌層に関与している可能性を示したデータです。
もちろん、研究段階でしょうが、口腔内の細菌層が消化器系の細菌層に
関与する可能性があるかもしれないという、
興味深くかつ口腔清掃の更なる重要性を再確認するところです。
川崎 インプランイト 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也


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