分岐部病変

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 数回、分岐部病変についてお話させていただいています。

1994年 How GL先生はJCPより、上顎第一大臼歯(上の歯の奥歯=大きいうすのある歯)のほっぺた側より、隣の部分の歯の分かれ目のほうが、よりいっそう器具が届きにくいという報告をしています。

同時にHow先生は、手用器具よりも超音波器具の方が、器具の先端が細いために有利だとも述べています。

1984年Baderstenは、手用器具でも超音波器具でも同じ効果だといっています。
10年たち時代は若干変わっているのかもしれません。
手用器具では、残存歯石の感覚がわかり、超音波器具では歯石除去時の時間の短縮が、それぞれ持ち味では。

いずれにしろ、分岐部まで炎症が進むと、炎症のコントロールをしづらくなる傾向です。

定期健診により、歯周炎の早期発見・早期治療が大切になります。

川崎 志田会 志田歯科医院 志田哲也

 

歯周病専門医・指導医 志田哲也|川崎区川崎大師

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