歯科治療

 昨日は、自分自身の治療を志田歯科医院内の先生にしてもらいました。

治療内容は、歯の掃除だけだったのですが、自分が診療を受けるとなると自然に肩に力が入り患者さんの気持ちが再認識できました。

ユニット(診療台)に座り、歯石取りの開始です。痛みも無く無事終了しました。僕自身重度の歯周炎に罹患していると言うわけではないのですが、時々掃除をしてもらっています。今回の掃除で患者さんには、優しく・ソフトに接する気持ちをあらためて週明けから、意識していきたいと思っております。

 さて、歯周病の勉強をその昔した時のデータの1つに以下のようなものがありましたのでご紹介させていただきます。

1990年(JCP)のSbordoneらは、細菌の後もどりの研究結果を発表しました。それによると、深い歯周ポケットがあるところ(重度歯周疾患)では、なんと60日前後でせっかく掃除したところでも、歯周病菌の後戻りが起こってしまうと言う結果でした。これにより、歯周病が再びまたはより進行してしまうかもしれないというこが、いえるのではないでしょうか。特に、重度歯周疾患に罹患している患者さんは定期的なリコールメインテナンスが必要だと思われます。ただし、浅いポケットの方でも定期的に歯周炎の診査・簡単な掃除をお受けになることをおすすめします。

このブログは、歯科医の先生方も、一般の方もお読みになっておられると思います。

したがって、重度歯周疾患とかポケットとかをブログ上で、おいおい今後ご紹介してまいりたいと思っております。

 

 

歯周病専門医・指導医 志田哲也|川崎区川崎大師

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